ワイヤークラフトの先生になる時、

自分はセンスがないから先生になれるのかな?

と心配になる人がいらっしゃるかも知れません。

でも、センスって何でしょうか?

artist

わたしの中での「センス」があるとかないとかとは、

余り重要ではなく、大切なのは、「これいいな~」とか、

「これ素敵~」と感じる事ができるかどうか、

色々な事に興味関心が持てるかどうかどうかです。

つまり、「感性」「感受性」なのです。

 

外出先で見つけた雑貨屋さんのものでもいいし、

手にした雑誌の記事でも構いません。

あなたの日常の中にある「これいいな~」を見つけたら

必ずメモしておきましょう。

 

インターネットを使って

海外のワイヤークラフトを参考にしてもいいでしょう。

それを最初は真似てみましょう。

真似て作っているうちに、ここはこうしたらいいのにと

自分なりの改善点が見つかります。

そして、そこを改良していけば

それがあなたのオリジナルになるのです。

ワイヤーのクロネコ

つまり、ワイヤークラフトの先生になるために必要なのは、

たくさんの作品を見て、たくさんの作品を作る事です。

世界ワイヤークラフトコンテストなんて言うものが

あるわけでもありません。

そういった類の大会に出品して

優勝を狙おうとしているわけでもありません。

 

あなたは、あなたの作りたいものを作ることができれば良いのです。

そして、あなたが先生になったときには、

生徒さんの作りたいものを作らせてあげることができれば良いのです。

後は生徒さんが、自分のセンスで作りたいものを作っていくはずです。

 

そして、あなたや、あなたの生徒さんが作りたいと思って作ったものは、

きっと他の誰かのお気に入りになるでしょう。

そんなふうに、ワイヤークラフトを楽しんで行けたら

すばらしいと思っています。