昨日の記事、
後半、パソコンに関して、
かなり難しい言葉を並べて書いてしまい、反省しています。
この辺りのことは、講習の中で少しずつ触れていきますので、
あまり、気にしないでくださいね。
自分の分からない言葉がたくさん出てくると、
脳味噌のシャッターが、ガラガラと閉まって行きますよね。
わたし自身、パソコンに慣れていない最初のうちは、
パソコンの話をされても、全く分かりませんでした。
日本語として聞き取れないし、英語でも無いし、
まるで、宇宙語を聞いているようでした。
でも、言葉の一つ一つの意味が分かり
実際に、ひとつずつ、見たり、操作したりしていくうちに、
段々、分かるようになりました。
これは、あなたが
ワイヤークラフトを教える立場になった時にも同じです。
自分が分かっていることだと、どうしても
生徒さんも当然分かるだろう、出来るだろうと
思ってしまうのです。
分からない人には、分かる言葉で分かるように説明し、
出来るまで温かく見守ってあげるのが先生の役目です。
最初から器用になんでもできてしまう人がいますが、
こういう人が先生になると、教えることが難しく感じます。
不器用な生徒さんの感覚が理解できないからです。
なぜこんなに簡単なことができないんだろう?と
そう思ってしまうのです。
ところが、自分自身が不器用で
最初は全然できなかったけれど、コツコツと頑張って
やっとできるようになった人が先生になると、
できない生徒さんの気持ちが分かるので、
とても良い先生になる素質があります。
大切なのは、生徒さんの気持ちになってあげること。
そして、いろいろな生徒さんがいるということを理解し、
出来る人もいるけれど、出来ない人がいてもいいんだと
広く温かい気持ちで見てあげることです。
出来る人を更にやる気にさせ、
出来ない人を頑張ろうという気持ちにさせてあげる。
そんなことができる先生になれれば、
生徒さんが生徒さんを呼び、あなたの周りは、
たくさんの生徒さんで溢れかえると思います。