もし、あなたが何かのプロであるなら、

そのサービスを無料で提供することは危険です。

携帯ストラップ

 

例えば、あなたがワイヤークラフトを楽しく学び、

周りの友達や知り合いに作ってあげる。

それって、悪いことではありません。

わたしもワイヤークラフトの講師になる前は、

そんなことをよくやっていました。

相手の喜ぶ顔が見たいからという、

ただそれだけの理由で。

 

でも、技術が向上するに従って、

作るものの質が向上します。

気持ちを入れ、時間をかけて作ったものは、

立派な一つの作品になります。

 

そして、

気持ちの入った作品を作ることが普通になると、

いい加減に作ることができなくなります。

以前は、知り合いなどに

無料で作ってあげたりしましたが、

良い物を作るようになると、

「また作って欲しい」

と言われることが多くなります。

もう、その時点でお金を請求することは

難しくなりますよね。

 

つまり、あなたが作るワイヤークラフトは、

無料でもらえるものだという認識を

相手に与えないことです。

ワイヤークラフトを仕事にするのなら、

無料で作ることは、できるだけ避けましょう。

 

魚屋さんの友達に、

「魚を無料でちょうだい!」とは言いませんよね。

なぜならば、

お金を払って魚を仕入れていることを

誰もが知っているからです。

 

ワイヤークラフトだって、

それを学ぶためにお金や時間が掛かっています。

練習するために、多くの時間を使ったはずです。

それらすべては、「仕入れ」と考えて下さい。

ワイヤークラフトの講師になった時、

あなたの時間は無料ではないはずです。

 

趣味でやってるのではなく、

仕事でやってる意識を持ちましょう。

無料でワイヤークラフトを作ってあげる。

そのことの危険性を理解してくださいね。

 

ただし!

無料でワイヤークラフトをプレゼントすることを

営業戦略と考えられる場合には別です。

常に、仕事に結びつくかどうかを考えながら行動する。

それが、プロです。

良い商品、良いサービスを提供し、

その対価としてお金を受け取る。

それって、当たり前のことですからね。