日本ワイヤークラフトアカデミーで、インストラクターライセンスを取得すると、ワイヤークラフトを教える、ひとりの経営者として独立することになります。
それまでに、自立して他のクラフト関連事業を行なってきた人は大丈夫なのですが、自分でビジネスを切り開いていくことが初めての人にとって、まだまだ、アカデミーからのサポートは必要です。
でも、カルチャーセンターなどに行って教室を任せられるかどうかは、あなた次第です。
また、自宅や公営の施設で教室を開いたりするのも、あなたの行動力次第ですね。
アカデミーはサポートをするのであって、営業代行をするわけではありません。
例えば、カルチャーセンターに出向く時、今まで、雇われたことしかない人は、カルチャーセンターに雇われに行くような感覚で話をしてしまうことが多いようです。
相手の質問にそつなく答えられればいいと思っていませんか?
それって、まったく違いますね。
これからあなたが行なっていくことは、アルバイトの面接でも、就職の面接でもありません。
あなたの持っている技術をアピールし、相手にとってどこまで有益なことができるのか、そのプレゼンテーションをするのです。
先方の担当者との会話では、あなたが主導権を握らなければなりません。
あなたの言葉で、相手の気持ちを揺さぶり、相手の合意を勝ち取ってください。
どんな頻度で、何時間くらい、どれくらいの金額で・・・
それは、あなたが提案してください。
先方にも規約があるでしょう。
それなら、その規約の範囲内でできる最大限のプレゼンをしてください。
いいですか?
大切なことですので、もう一度言いますね。
先方の質問にそつなく答えて、仕事をもらうのではありません。
先方を納得させて、仕事を勝ち取るのです。
あなたが、ビジネス展開をしていくのです。
そこのところの意識をしっかりもっていないと、アルバイト等と同じ感覚で扱われ、使い捨てにされてしまうのがオチです。
[…] 前回の記事「面接ではなく、提案です。ビジネスです。」にも書きましたが、カルチャーセンターなどでワイヤークラフトを教える仕事をしようと考えた時、「面接をする」という意識 […]